●ライン川
ライン川は、スイス・アルプスのトーマ湖を源流とし、ボーデン湖を通り、ドイツ、フランスの間を北上し、ドイツ国内を流れます。その後、西に流れを 変え、オランダに入ると支流に分かれ、ワール川・レク川に名前を変え、ロッテルダム付近で北海に注ぎこむ、全長1,233kmの長さを持つヨーロッパを代 表する国際河川。
●父なる川
古代より国境の川であり、中世から近世にかけては物流の大動脈でした。伝説や神話が伝わり、歴史の舞台となり、いつの時代も芸術家を魅了し続けるライン川。ドイツでは『父なる川』と呼ばれています。沿岸にはバーゼル、ストラスブール、ボン、ケルン、デュッセルドルフ、ロッテルダムなどの大都市が発展しました。ライン川はドイツにとって最も重要な川といえます。
●世界遺産ロマンチック・ライン
中流域のマインツからコブレンツ間は、『ロマンチック・ライン』と呼ばれ、岸辺に数々の古城が聳えています。狭い地域に多くの古城が並ぶ理由は、通行税を徴収するために領主たちがこぞって建てたからです。この地域は『ライン渓谷中流上部』としてユネスコ世界遺産に登録されています。ロマンチック・ラインの中でも最も有名なローレライ(岩)には、多くの伝説が残されています。美しい少女に魅せられ水夫を誘惑し、船を遭難させるというもの。このエリアは流れが速く、水面下の岩礁により多くの水難事故が繰り返されてきました。沿岸には数々の古城、教会の尖塔や美しい街並み、葡萄畑や森など風光明媚な風景を楽しむことが出来ます。
●クルーズについて
クロワジー・ヨーロッパのライン川クルーズは、バーゼルからアムステルダムまで、ライン川の上流から下流まで制覇するコースから、ロマンチックラインをクルーズするショート・コース、支流のマイン川、モーゼル川に足を伸ばすコースまで、様々なクルーズをご用意しております。途中、多くの芸術家を魅了したライン河畔の美しい風景と出会う事が出来ます。
寄港地 |
ストラスブール、コブレンツ、リューデスハイム、コッヘム、マインツ、デュッセルドルフ、アムステルダム、ケルン、バーゼルなど
クルーズ日数 |
3泊4日~8泊9日
エクスカーションで訪れる観光地 |
世界遺産ストラスブール、ケルン、バーゼル、リューデスハイムの音楽博物館、古都ハイデルベルク観光、活版印刷グーテンベルク博物館、ラインラントの葡萄畑、コルマール、デュッセルドルフ、コッヘム観光、ローマ時代から続くトリーア観光、ライン滝など
■ストラスブールへのアクセス:
A:パリ(北駅)からストラスブールまで列車で約1時間50分。
B:フランクフルト空港よりルフトハンザバスにて約2時間30分。
フランス国鉄:http://www.voyages-sncf.com/
ルフトハンザバス:https://www.lufthansa.com/de/en/lufthansa-express-bus
■レーミッヒへのアクセス:
*ルクセンブルクからバスで約50分